令和5年10月3日(火)午後7時より、富山市立西部中学校体育館にて、第2回親学びサロンを開催しました。
「思春期のSOS」をテーマとして開催し、西部地区ブロックの保護者を中心に、42名の参加を頂きました。
第1部では、一般社団法人テーナライト代表で20歳の大学生(青山学院大学・立山町出身) 山辺雄翔(やまべゆうと)さん から、「ナナメの関係から見える思春期の心(こころ)」と題し、講演を頂きました。
山辺さんは社会的養護が必要な子供や、様々な要因によって身近な大人に頼れない子供を対象としたメンタルフレンド事業や教育支援事業を行っています。タテ(親や教師)やヨコ(友人)の関係ではない、子供たちと比較的年齢の近い大学生(ナナメの関係)が、多感な子供たちと数多く接する中で感じた思春期の心の機微や、子供たちとの向き合い方についてお話を頂きました。
第2部では4~5人のグループに分かれて「思春期の子供との接し方」をテーマにディスカッションを行いました。「放任と放置」「過保護と過干渉」「否定ではなく説得理解」「子供を知る」といった1部講演で得られた子育てキーワードをもとに、各グループで活発な意見交換が行われました。思春期の心を理解する貴重な機会になりました。