11月23日に南砺市文化創造センターヘリオスにて南砺市P連主催のフォーラムを開催しました。
講師には、産婦人科医で富山県議会議員の種部恭子氏を迎え、「大人が知っておきたい生と性」という内容でお話をしていただきました。「人間の性は何のためにあるのか?性には、生殖(いのち)、恋愛(ふれあい)、快楽(よろこび)の3つあるけれども、日本の性教育は生殖の部分しか教えていなく、特に快楽のところは話あうこと自体がどこかタブーみたいになっているのがそもそも間違いだ。」とのお話が印象的でした。今の中学生、高校生が性について、特に快楽の部分に対しての間違った知識など、赤裸々なお話がたくさん聞けて大変勉強になりました。 後半は、南砺市P連会長と家庭教育委員長を交えたパネルディスカッションを開催。ディスカッションでは、おそらくほとんどの親が経験するであろう子どもからの性についての質問やこういう時はどう対処すればいいのか等、共感できる内容が話し合われました。
最後に種部先生が強くおっしゃっていたのは、「子どもに5000円と健康保険証を渡しておいて、急な病気やトラブルの時も自分で対処できるようにしておくこと、それが生きるための力になる。」ということで、非常に的確で説得力のあるお言葉であると感じました。