9月25日（水）、高岡市役所会議室において、高岡市PTA連絡協議会小・中学校部会の企画運営による「防災会議」を開催しました。

これは、本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震を受け、PTA役員の防災意識の向上を図るとともに、子どもたちが安全・安心に過ごせるまちをつくるために、自分自身に何ができるかを考える機会を設けようと開催されたものです。平日にもかかわらず46名の参加がありました。

前半は高岡市危機管理課防災アドバイザー室の鳥山防災アドバイザーより、最近増えている線状降水帯の被害を踏まえた水害についての情報と、災害に備えるための知識を教えていただきました。

後半では、近隣の学校区ごとにグループに分かれ、各人の問題意識や、各PTAの災害対策の取り組みを共有しました。富山県PTA連合会の助成事業である「とやま子どもの笑顔支援事業」を活用し、避難所で必要な防災用品の購入や防災スタンプラリーの企画など、防災につながる取り組みを実施されたPTAもおられました。また、「私たちが役職と知識を生かして率先して動かなくてはならない」「正確な知識を得るために防災士の資格を取ることが大事だ」などの決意表明もありました。

PTA役員がリーダーシップを発揮し、学び続けることが、子どもたちの安全・安心を守り、地域の防災力を高めることに繋がると再確認し、意識を高める貴重な機会になりました。