11月6日(水)、高岡市役所において、(公財)富山県PTA親子安全会の主催、高岡市PTA連絡協議会の共催で、「安全教育研修会」を開催しました。
「親子安全会」の荒井理事から、同会の事業内容のご紹介をいただいたのち、日本赤十字社富山県支部の林事業推進課長に、「赤十字救急法」を教えていただきました。
会場にブルーシートを広げ、参加した約60名の単位PTA会長・役員等が5人ずつの小グループに分かれて、周囲の状況確認、119番通報、AED運搬、胸骨圧迫、AEDの使用など、役割分担をしながら救急救命の実技研修を行いました。身体の小さな子どもに対してAEDの電極を上手く貼る方法なども教えていただきました。
救急車が現場に到着するまでの時間は8~9分だとのこと。その間、一般市民が心肺蘇生ができるかできないかで、心肺停止状態の人の社会復帰率に、明らかな違いがあるそうです。(令和4年の心肺停止傷病者28,834人のうち、一般市民が心肺蘇生をしなかった人の1カ月後社会復帰者は3.3%。それに対して、一般市民が心肺蘇生をした人の一カ月後社会復帰者は8.8%)いざというときに、子どもたちのや周囲の人たちを守れる知識と技術について、基礎を学ぶよい機会となりました。