10月6日(日)、学習発表会が開催された午後から「氷見市立窪小学校育友会ふれあい祭り」を開催しました。
「ふれあい祭り」とは、コロナ禍前までは例年開催されていたイベントで、6年生児童が自ら各教室で楽しめるミニイベントを考え、他学年の児童はその教室をめぐり、児童らみんなが友好を深めながら楽しめるイベント、というものでした。しかしこのイベントもコロナ禍により途絶えて5年が経過し、児童らに経験者はなく、育友会役員や先生方の中にも経験した人はごくわずか、という状況でした。
今年も開催しない理由はいくらでもありましたが、児童らの楽しめる・友好を深めるイベントがどんどん減っていくのは良くないと、育友会役員みんなで相談して開催を決定しました。また前述の通り、児童ら・先生方の中に経験者がほぼないこと、学習発表会のことを考えれば過度な負担をかけられないことを考慮し、事前準備や当日のイベント運営等は可能な限り全て育友会役員で行うことも決めました。
開催内容について、何度も育友会員同士で会合する時間を設け、児童ら全員が楽しめるイベントにすることはもちろん、今年発生した能登半島地震を受けて防災意識を高められる要素を入れる、などの検討を進めていきました。
育友会が準備・運営した企画・イベントは主に次の通りです。
①昼食の手配
②体操服リユース活動
③警察・自衛隊の特殊車両展示、緊急時・災害時対策教室(防災等に関するクイズ)
④先生方の数年前の写真からどの先生かをあてるクイズ
⑤箱の中身をあてるクイズ
⑥ボウリング、輪投げ
⑦絵でしりとり
⑧校長先生とのジャンケン大会
さすがに当日は先生方にアテンドなどのお手伝いを頂きましたが、お陰様で怪我等の大きな事故なく、無事開催することができました。児童らは、能登半島地震の影響か、緊急時・災害時対策についても強く興味を示し、学んでいる様子が伺えました。また先生方の負担を極力抑えたこともあってか、先生方の反応も好評であり、結果的には児童ら同士だけでなく先生方との友好も深めることができたイベントにできたのではないかと考えています。
人口減少・児童数減少は寂しい限りですが、そのような中でも創意工夫を凝らし、児童らに体験・教育の機会を多く与えるために、これからも育友会活動に尽力したい次第です。