7月30日(金)午後、会場を変更し、高志の国文学館において県小・中校長会と県PTA連合会の教育懇談会を開催しました。
この教育懇談会は、子どもたちに身近に接していただいている小・中学校の校長先生方から、学校運営の現状や課題、保護者に対する要望などについて意見交換すること、懇談内容を県への要望書に反映させることなどを目的として開催しています。具体的な話題から、これまでの課題に加え、経験したことのないコロナ禍とそれが長期化する状況下での学校現場には、多くの課題や悩みがあることを共有しました。
主な懇談テーマ及び内容は、次のとおりです。
・コロナ禍における現状や課題(登校時の健康観察や日常の消毒・清掃作業、現状に応じた学校行事の実施、児童生徒の学校生活及び友達とのかかわり方の変化、コロナ対応が加わった保健室運営、感染情報の共有・発信のあり方、支援スタッフの重要性など)
・GIGAスクール構想の進展における現状と課題(急激なICT機器導入にかかわる環境整備と教員研修のあり方、利用を進めるにあたっての児童生徒の心身の健康確保と家庭での利用を含めたルール・マナーづくり、保護者の協力や見守りのあり方、機器故障時の対応、双方向の受発信を取り入れた利用のあり方、市町村による格差の解消、県下全域をカバーするガイドラインの整備など)
・コミュニティスクール(学校運営協議会、地域運営学校)の現状と課題(地域組織や人材の協力を得た学校運営の現状及び成果と課題、今後の展望など) ・部活動の地域委託の展望と課題(生徒数減少に伴う部活動のあり方、地域委託に伴う指導者及び活動場所の確保、事故発生時の対応、学校と地域の連携のあり方、部活動指導員やスポーツエキスパート導入に伴う成果と課題など)