家庭教育/教育環境委員会が企画したパネルディスカッション①は、「すべてはみんなの笑顔のために ~あなたはお子さんから『学校に行きたくない』と言われたらどうしますか?」を中心テーマに、富山県リハビリテーション病院・こども支援センター医師の森昭憲氏、一般社団法人Ponte富山代表理事の水野カオル氏、コミュニティハウスひとのま代表の宮田隼氏、県PTA連合会家庭教育/教育環境委員の廣瀬めぐみ氏をパネリストとして討議を行いました。
松井県PTA連合会参与が進行役を務め、不登校児童生徒が増加傾向であることを受け、不登校の現状や背景を確認しながら、保護者として、教職員としてできることや配慮しなければならないこと、関わり方の具体などについて、各パネリストの取組や経験などを絡めながら話合いを深めました。討議終末にフロアーからの質問や意見を求める時間があり、不安を抱える児童生徒を目の前にした具体的な対応や「学校に行きたくない」と本当に言われた時の保護者の心のゆれなどが投げかけられました。目の前の子どもたちの言葉や表情、心の動きなどをしっかりととらえ、子どもたちの思いに寄り添って言葉を交わし、時として見守ることの大切さなどが話題になりました。