パネルディスカッション②として、「『幸せに生きる力』を育むために、学校・家庭ができること」をテーマに、公益社団法人日本PTA全国協議会元会長の寺本充氏、県PTA連合会副会長の勝田民氏、富山県小中学校校長協会長の関本好氏、富山市立音川小学校教諭の山崎卓也氏の4名のパネリストとともに、県PTA連合会の中村会長が進行役を担いました。
パネルディスカッションでは、ウェルビーイング(真の幸せ)が話題になる中、また、「生きる力」が学習指導要領に示されていることを受け、①「子どもたちに身につけさせたいいきるちからとは?」(子どもたちのどんな人生を歩んでもらいたい?幸せな人生とは?)、②「生きる力を身につけるために学校でできること」、③「生きる力を身につけるために家庭でできること」などを討議の視点として話合いが進められました。パネリストは、日本PTA全国協議会会長や文部科学省中央教育審議会委員、県PTA副会長や単位PTA会長、現職であり県校長協会会長、小学校教諭や県教職委員組合青年部長などの役職に就く立場であり、様々な視点で意見が交わされました。
終末には、中村会長から指名を受けられた日本PTA全国協議会の金田会長さんがサプライズ登壇され、これまであまり考えてみなかった「生きる力」についてじっくりと考える機会になった、立場の異なるパネリストの発言からよい示唆を得た、今回の会員大会テーマである「Enjoy」と絡めて大人が手本を示し子どもたちを見守り支える存在でありたい、コロナ禍やAIなど先行き見通せない現状にあり学びのその先を考えてみる必要がある、などの示唆をいただきました。