研究指定PTAの発表では、富山市立光陽小学校PTAさんより、新設光陽小学校を軸に新しい街づくりが始まった地域だが、転勤者が多く、地域とのつながりが希薄になりがちである。そのため、長年PTAとして地域団体関係者との意思疎通を大切に培ってきた絆を活かし、PTAが諸活動の機動力となることで「地域連携」が今もどんどん進んでいる取組について発表がありました。
続いて西の杜学園育友会さんより、PTAと学校が計画段階から連携・協力して実践している海外大学生との交流体験会(氷見サマープログラム ~WELCOME OUR SCHOOL~)やキャリア教育講演会等、PTAとしての「学校支援」の実践活動を発表されます。この数年間で急速に展開された情報発信ツールの活用でPTAと学校の先生方のどちらの負担も軽減させた取組についての発表がありました。
質疑応答の跡、寺島アドバイザーからは、光陽小学校は自治会が再編して新設された学校で、PTAが地域組織の1つとして位置付き、「子どものために」を合い言葉に地域と連携し地域を巻き込んだ諸活動ができている。今後もこの地域とのつながりを大切にしてほしい。西の杜学園さんは、PTAと学校が一緒になり交流体験会やキャリア教育等の行事を計画・実施し、その中に地域を巻き込んでいる。このPTAと学校(地域)の関係性が大変素晴らしく、地域全体で地域のよさを知る子どもの育成につながっている等の講評をいただきました。