「ワンチームとやまPTA
~確かな時代への鼓動を打ち続ける~」
まず、新年初日に発生した能登半島地震において、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された児童・生徒、ご家族の皆様、教職員の皆様が日常を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
この地震は、これまで防災意識が低いとされてきた富山県民にとって、改めて防災の重要性を見つめ直すきっかけとなったのではないでしょうか。また、コロナ禍を受けて社会の大きな変化、ITやAIの進歩に伴うChat GPTに代表される生成AIなど様々な技術への対応など、教育現場では新たに対応しなくてはならない課題が山積してきていると承知しております。
このように大きな変化の中にあって、私たちPTAも新しい形を模索しています。情報があふれる今、「何を信じるべきか」「何が正しいのか」を判断するのが難しくなっています。だからこそ、『変えるべきこと』と『変えてはいけないこと』を見極め、『変えるべきこと』に挑戦することが大切だと考えます。
今年度、富山県PTA連合会は、県内各地のPTA同士の連携を強化し、地域全体の絆を深め、「ワンチームとやまPTA」を目指していきます。将来を見据えた意見交換の場を設け、情報を共有・発信することで、県内各地のPTA活動をサポートし、より元気なPTA活動に繋げていきたいと考えています。また、県全体の視点をもって、広範な教育環境の改善を行政に要望・提案することも、富山県の教育の質を向上させるために欠かせない取組みと存じます。
「家庭・学校・地域」のつながりが強ければ強いほど、子どもたちの健全な成長を支えられる。そのことを忘れないようにしましょう。
今を生きる私たち大人が勇気と情熱を持ち、新しい時代や価値観を創り出し、挑戦し続ける姿勢こそが、子どもたちへの大きなメッセージとなります。
皆さんどうか一緒に頑張っていきましょう。
皆さんのご協力を、よろしくお願いいたします。
富山県PTA連合会
会長 沼田 秀和