2020/11/30 12:51PM

第8回富山県PTA会員大会 -研究指定PTA発表-

発表の一つ目は、二つの単位PTAからの「研究指定PTA発表」です。まず、県P連大西研修担当副会長から今般のコロナ禍の中、当初設定していた研究主題の見直しを行ったり、活動が制限される中で工夫して研究を進めたりしていただいたことの紹介がありました。また、いずれの発表も参加者に役立つ発表であり、エキスを持ち帰り、役立ててほしいとの挨拶がありました。

まず、黒部市の石田小学校PTAによる「こどもたちのえがおは ちいきのたからもの ~子供たちが安心して安全に通える通学路を~」と題する発表です。実践に当たり、歩行中事故の傾向調査を行ったこと、地域の危険箇所を洗い出して共有を図ったこと、そして対策を用意したことに話題が進みました。具体的には、危険箇所について全校保護者を対象としたアンケート調査を実施したこと、危険箇所をリスク項目別に分類し分析したこと、抽出された危険箇所の実態調査を行ったこと、「あんぜんmyマップ」に登録したこと、広報紙号外で紹介したこと、地域の会合で話題にしたことなど様々な取組が紹介されました。また、子どもたちの安全対策を考える上で、限られた予算の中で「できることを考えていく」こと、大人の背中を子どもたちに見せていくためにも私たちPTAが意識することが大切ではないかとの総括もありました。

 

研究指定PTA発表の二つ目は、射水市の射北中学校PTAからの「いま求められるPTA活動とは ~保護者アンケートを通して~」と題するものでした。当初、PTA活動の特色となっているバザーを中心にすえた発表が計画されていましたが、コロナ禍の影響もあり、今回の発表へと方向修正されました。回答率は84.5パーセントと高く、評価できるPTA活動、これまで経験したことのあるPTAの役職から始まり役員・委員になった経緯、なったときの気持ちや経験しての感想、負担感、参加したい活動、特色となっているバザーに対する意識などの調査項目が用意されました。実践の途上されながら、「今後、PTA活動の課題について会員間で問題意識を共有し、意見交換を重ねることで、PTAの意義を互いに学び合い・伝え合い、より良いPTA活動の実現に繋げていきたい」との思いを強調されました。

 

発表後は、本会の野崎アドバイザー、安井アドバイザーから講評がありました。それぞれの研究発表内容の価値の確認に加え、参加者にはそれぞれの単位PTAの特色や実態を考慮して取り入れてほしいこと、何より見本となるPTA会員が将来ある子どもたちのためにできることから始めてほしいことなどを具体的な例示をしながら語りかけられました。