3月4日(土)、ホテルグランテラス富山にて、主に令和5年度のPTA会長に就任される方を対象とし、新任単位PTA会長研修会を開催しました。この試みは、新任単位PTA会長が会長職を引き受ける際の不安をワクワクに変え、目指すPTAの在り方について共に考えることを趣旨とし、役員を合わせ総勢100名以上の方が参加しました。
講演会は、「PTAとは?~PTA会長さんの聞きたいこと話したいこととは?~」と題し、元県PTA連会長の水谷千万夫氏による講義とインタビューで行われました。前半は、水谷氏が歴史的・法的側面から捉えたPTAの存在意義についての解説をし、後半は、水谷氏自らが会場内を歩いて無作為に新任会長予定者に質問を投げかけるというバラエティに富んだ内容となりました。
グループワークでは、同一テーマを選択した参加者が15のグループに分かれ、県P連役員がファシリテーターとして加わった1グループ6〜8人程度で話し合いました。各グループのテーマは学校との関わり方、PTAとは、会員が積極的になるには、会長職と仕事の両立などで、断片的な考えを付箋に書いたものをグループ分けするKJ法で討議を進めました。最後に、役員の決め方やPTAに加入しない人への対応について協議内容を発表したグループに対して水谷氏がコメントして会は終了しました。
県P連では久しぶりの開催でしたが、熱心な参加者の期待に経験豊かなOBたちが応える熱気に包まれたとても有意義な会となりました。
県PTA連合会元会長の水谷千万夫氏の連絡先については、県P連事務局までお問い合わせください。